緑茶はからだにいい！

～抗酸化作用～

掛川市は静岡でも有名な茶生産地です。病院の目の前にも茶畑が広がっています。鮫島先生は、緑茶のカテキンなどの成分に「抗酸化作用」があることを研究でわかっていたという。

• c型慢性肝炎患者に粉末服用「ホルモン」分泌促す。

• 同病院ではすでに、C型慢性肝炎治療に薬と緑茶粉末を併用して効果を上げており、研究によると、C型慢性肝炎の患者を対象に本格的な投薬前の1ヶ月間、1日６ｇの緑茶粉末を服用させた。

• この結果20人のアディポネクチンの血中濃度が投金前に比ベ平均20％増加したという。この20人は、もともと血中濃度が低い人たちで、濃度値が高い人を入れた24例では上昇率が下がった。

• １日の粉末量は茶葉をおゆで注いだ場合の約２０杯分に相当すると言う。アディポネネクチンは脂肪組織から分泌されるが肥満になると分泌量が低下。心筋梗塞などが起こりやすくなる。

鮫島先生は緑茶効果がはっきり現れた、濃度値の低い人ほど聞き間があるようだ。健康な人も同じ効果が期待されると話し、お茶を飲む機会を増やすことを勧めている。 （平成１８年４月５日掲載記事から）